4.30Sun.明日5月1日は開校記念日です
- 公開日
- 2017/04/30
- 更新日
- 2017/04/30
お知らせ
【紹介】
「配布文書」のタグから校長室だよりや学校だよりを見ることができます。校長室だより2の開校記念日にあたっての記事をご紹介します。詳しくは、是非ページを参照ください。
平成29年5月1日 開校記念日 開校70年の歴史と伝統を礎に、さらなる一歩を!
恵庭中学校は、5月1日に開校記念日を迎え、ちょうど70歳になります。また今年は、恵庭の開基120年の年でもあり、喜びも2倍と素晴らしい記念の年となりました。 恵庭中学校は、昭和22年5月、戦後の学制改革による新制中学校として、恵庭小学校に併設されて 開校し、以来、校訓である「責任」「協同」「秩序」を教育の指針としながら、輝かしい伝統と校風を 築いてきました。この間、生徒数の増加に伴い、昭和49年に恵明中学校が、昭和56年に柏陽中学校 が分離するなど、幾多の変遷を経ながら、現在まで15,149名もの卒業生を送り出してきました。当時の日本は、終戦後間もなくであり、連合軍の支配が続き、政治の方向も不透明で、特に、経済 の混迷は国民の生活をどん底に落としめていました。生産額は戦前の20%、インフレの進行は経済 生活を極貧にまで追い詰め、おまけに食糧が不足し1日の配給量は1200カロリー程度と、餓死す る人も後を絶たなかったそうです。このような社会状況下であったため、恵庭中もご多分に漏れず恵庭小の校舎を間借りし、校長室や 廊下を教室にして、教師が黒板の側に行くのに、生徒の机の上を歩かねば通れないところで授業をし ていたようです。物置を改造して教室にしたとも記されています。 その後、昭和24年に石狩管内として最初の新制中学校独立校舎が現在の地に移転され、現在の鉄 筋校舎が完成したのが昭和43年。時代の荒波にもまれながらも、数知れない苦難と障害を乗り越え、 着実に歩みを進めてきました。開校70年という節目を迎えるにあたって、私たちが今こうして学校生活を送ることができる基盤 は、恵庭の開墾そして学校づくりに尽力されてこられた先人の汗や願いの上にあることを自覚し、新たなる一歩を力強く踏み出していくことをみんなで確認したいと思います。