学校日記

7.18Wed.西日本豪雨災害

公開日
2018/07/18
更新日
2018/07/18

お知らせ

 この度の西日本を中心とした豪雨により、被災された皆様ならびにご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。また、今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様の安全と被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
 
 たった2チームの寂しげな開会式。多くの仲間、地域住民が被災した安芸南高校の野球部主将の夏の甲子園予選での選手宣誓に心打たれます。

 近年の予想が難しい大きな自然災害の前に私たちは、自助、共助、そして備えることの大切さを学び、地域をあげた災害対策や小中高校生にもできることを考えて行かなければならないのではないでしょうか。

以下、田代主将の選手宣誓を掲載します(写真は朝日新聞社電子版より転載させていただきます)

「ここに大会が開会されること、野球ができることに感謝します。7月6日、記録的な豪雨が西日本を襲いました。多くの命が失われ、今も被災されている方々もいます。亡くなられた方々に哀悼の意を表します。私の地元は矢野です。7日の朝、私が見た景色、矢野が矢野でなくなったように感じました。とにかく行動せずにはいられませんでした。その中でどうにもならない無力感も感じました。今なお困難な状況にある仲間もいると思います。

 しかし、私たち一人ひとりにとって、選手権大会は、一回きりのかけがえのないものです。どんな状況も克服し、それを乗り越えて挑戦します。それが野球だから。その積み重ねが100回目を迎えました。今回は私たちの成長、私たちが闘う姿を見てもらう大会です。被災された方々に勇気と感動を与えられるように全力でプレーします。家族、指導者、チームメート、私たちを支えてくれた全ての人々への感謝を胸に、がむしゃらにプレーすることを誓います」