学校日記

11.26Mon.Think Globally、 Act Locally

公開日
2018/11/26
更新日
2018/11/26

お知らせ

「Think Globally Act Locally」 「地球規模で考え、行動は足もとから」といった訳になるのでしょうか。造語ですが、持続可能な社会を築くために環境教育の分野でよく使われる言葉です。
 「海に打ち上げられた鯨のお腹から廃プラスチック・マイクロプラスチックが大量に・・」等というニュースが頻繁に流れています。今日、海に年間少なくとも800万トンものプラスチックごみが流れこんでいて、これをジャンボジェット機の機体の重さに換算すると、1年間に5万機分の重さのごみを海に捨てていることになるそうです。

 経済協力開発機構(OECD)がまとめた報告書によると「プラスチックごみをのみ込んだ魚介類を通じて人間の健康を脅かすリスクがある」と警告。また国連環境計画(UNEP)も、プラスチック製品の生産禁止を含めた何らかの規制を導入済みの国が67カ国・地域を数えるなどと指摘し、各国に対策を促す報告書をまとめています。

 写真は、柏小学校・恵庭中学校の外周を毎日散歩し、ごみひろいをしている地域の方が来校して、見せてくれた一週間の不燃ゴミです。写真右の一袋が一日程度、写真全部で一週間程度の通常のゴミの量だそうです。「ビニール袋とタバコの吸い殻」が多いことに困り果てていましたが、児童生徒も地域住民も自分たちの生活する地域・空間がゴミのないきれいな町であるよう「足もとの行動から」努力していきたいですね。28日(水)は校内ボランティア清掃です。上記のようなことにも「課題意識を持ち」取り組んで見てください。