校長あいさつ
自ら未来を切り拓く「自律した学習者」を育てるために
新1年生57名を迎え、全校児童361名、18学級(通常学級13、特別支援学級5)で令和8年度の教育活動がスタートしました。また、本校には恵庭市通級指導教室「学びの教室『ルルマップ』」も併設されており、開設11年目の今年度は、46名でのスタートとなります。
今、私たちの社会はAI技術の飛躍的な進歩など、10年先さえ予測することが難しい激動の時代の中にあります。このような時代を生きる子どもたちにとって最も必要な力、それは、与えられた正解を覚えることではなく「自ら問いを立て、考え、仲間と協力して解決策を見出し、実行していく力」です。本校ではこれを『自律した学習者』と捉えています。
昨年度も『自律した学習者』の育成を重点目標に掲げ、子どもが主役となる授業づくりに取り組んでまいりました。「他者を思いやるやさしさ」という柏っ子の良さはそのままに、「自分で考えて行動しよう」とする頼もしい姿も見られます。今年度は、この主体的な学びをさらに定着させるため、次の3つの柱を強化していきます。
① 「自分で選び、考える」学びの充実
・デジタルツールの効果的な活用により、個別最適な学びを深めます。
② 「生きて働く知恵」を育む授業づくり
・実生活や社会の課題の解決につながる「確かな知恵」を育みます。
③ 教職員も「共に学ぶ伴走者」に
・子どもの挑戦を支え、共に走る伴走者として、教師自身も変化を恐れず、学び続け
る姿を示していきます。
子どもが自律していく過程では、時に失敗したり、遠回りをしたりすることはたくさんあります。そんな時、大人がすぐに答えを与えてしまうのではなく「なぜだろう」や「どうするか」と問いかけ、じっくりと待つ。それは子どもの考える力や実行する力を育てる絶好の機会となります。
学校と保護者の皆様、地域の皆様が手を取り合い、一丸となって自ら未来を切り拓く『自律した学習者』を育てていくため、引き続き今年度も、本校の教育活動へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
校長 田 中 亮 一