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学校日記

縦割り班活動 今年も始動!

公開日
2018/05/04
更新日
2018/05/04

お知らせ

松恵小学校では、日常の様々な活動を「縦割り班」で行います。

8班に分かれて活動します。

清掃・体力テスト・農園活動(学年で行うもののほかに「縦割り班の畑」があります。)・林間学校などです。

一つひとつの班は「大家族の兄弟姉妹」のように互いに見知った間柄になっていきます。6年間をかけて、どの子も他の学年の児童みんなを大抵わかっている…といった状態になります。

時には気持ちがぶつかり合ったり、そりが合わなくて何度か話し合って少しずつ互いを認め合うようになっていったりします。

上級生は下級生にわかりやすく話したり、活動のサポートをしたりします。とりわけ農園活動では、上級生がこれまで培ってきた様々な知識や技能を下級生に手取り足取り教えます。自然とのふれあい、仲間とのふれあいを通じて「松恵ならでは」の校風が醸成されていきます。

今年度が始まってまだひと月ですが、6年生の張りきっている姿や頑張りを見るにつけ、本当に嬉しくなります。「リーダーとして」「最高学年として」の言葉だけではなく、その姿からやる気と本気がにじみ出ています。

6年生17名のうち縦割り班のリーダーは8人ですが、2日に行われた会議では、リーダーにならなかった6年生も話し合いのサポートをして、リーダーを支えていました。

また、そのような6年生のそばで、5年生が各自の目標発表をする際には「自分たちは5年生だから、『サブリーダー』だという意識をしっかりもって活動したいです。」など、頼もしい言葉がきかれました。

また、最後の「班ごとのめあて発表」では、できるだけ紙を見ずに全体を見回しながら話をしようとするリーダーたちの様子にも意識の高さが見てとれました。

そんな頼もしい上級生の傍らに「ちょこんと」座る1年生。「縦割り班会議」と聞いてもピンと来なくていいのです。活動をしているうちにわかってきます。それが当たり前になってきます。来年の1月には「冬の林間学校」に行きますが、その時きっと実感します。親から離れて宿泊するときに、一番頼れて安心できる相手が5・6年生であることを。

その実感が、子どもたちを次々に「リーダー」へと導きます。お世話になった記憶があるから、自分が年上になったときに「こうするんだ」と実行できる。そんな松恵小学校の子どもたちに育つよう、今年度も教職員全員で指導し、支援していきます。

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