縦割り農園活動 枝豆収穫!
- 公開日
- 2018/09/15
- 更新日
- 2018/09/15
お知らせ
もう少しで屋上の防水シートを張り終える工事が終了という矢先、9月14日夜中から未明に降った雨が災いし、朝から3年生が教室移動、6年生は机を前にずらして後方に大きなバケツを置いて雨漏りを避けつつ学習・・・とバタバタしました。早くから職員全員で子どもたちをなんとか通常に近い形で迎えようと努力はしましたが、2つある階段のうち片方は使用を諦め、児童玄関前の階段だけを使用させました。
さて、この日は「雨」や「地震による臨休」で延期になっていた縦割り農園活動の日です。西田先生が段取りをつけてくださり、6年生が下準備をして、まるで朝のバタバタなどなんでもなかったかのように、全校児童が枝豆収穫を実施しました。
縦割り農園活動は、ふだんは「縦割り清掃」をしている時間帯と昼休みを続けて使って行います。今年は長雨続きで幾度となく阻まれてきました。その憂さ?をはらすかのように、気合い十分の子どもたち。12時50分きっかり、集合を終えて整列です。
少しだけ早く6年生は外へ出て準備。前もって福島先生から枝豆収穫と今日の作業について説明を聞きます。実際に下学年が来たら、説明するのはリーダーである6年。作業内容を理解しようと一生懸命聞いています。
仕事の分担としては、3・4年生が枝豆を引き抜き、一部は1・2年生のもとへ、もう一部は5・6年生のもとへ持っていきます。「その日に全校で食べる」用と「ユネスコショップで販売」用に分けるからです。
1・2年生は、3・4年生が引き抜いてきたものを受け取ると「豆の入った鞘(さや)」を茎からちぎってコンテナに入れます。この鞘を集めて美紀子先生に運んでもらい、家庭科室で待ち受ける事務生さんに「採れたて」を茹でてもらう・・・という算段です。
5・6年生は、3・4年生から受け取ったものをユネスコショップの商品とすべく、葉を落とし、根を切ります。しかし、鮮度を保つためには鞘が茎についたままのほうがよいため、茎ごと一輪車にのせていきます。
3・4年生は引き抜く作業が終わると、1・2年生の作業を手伝ったり、5・6年生を真似て葉を落としたりするなどしていました。
限られた時間を守って作業は終了。5時間目は各学年がしっかり学習に取り組みました。その途中で「茹でたて」の枝豆が各学級へ運ばれてきました。ある学級はテスト中。ある学級は音読中。そしてある学級は体育館。さまざまな状況はありましたが、学習が終わると「実がパンパンに詰まった枝豆」を頬張っていました。勿論茹でたてなので、途中で鉛筆を置き、熱いうちにいただいたところもあります。
なんだか、朝の雨漏りから一転、子どもたちが枝豆を喜んで頬張る顔を見たら「今日もいい1日だったでしょ?」と言われているような気になりました。