校長室は九九道場?!
- 公開日
- 2018/03/05
- 更新日
- 2018/03/05
お知らせ
2年生は今、学年を終了するにあたり、最後まで何度でも九九をしっかり覚えようとがんばっています。
「校長先生はいますか?」
九九カードを持って男の子が現れました。
あと6の段と7の段の「ばらばら九九」を合格できれば、「九九マスター」になれるのだそうです。
校長先生は、普通の九九を聞いて苦手そうなものを部分的に何回か言わせます。すらすら普通の九九が言えたらいよいよ「ばらばら九九」に挑戦です。
中休みだけでは「合格!」とならなかったのですが、諦めずに練習して昼休みにも校長室を訪れ「みごと合格!!」となりました。おめでとう。その日のうちに自分から「もう一度受けたい。」と訪ねてきたことを本当に素晴らしいと思いました。うれしくなりました。
また、ある日のこと。
「ししじゅうろく。ししじゅうろく。しし・・・。」と声が廊下から聞こえてきます。
「もうちょっと!がんばれ。よし、もう1回。」と励ます声も職員室に近づいてきます。
その2つの声はそのまま職員室を通り越して校長室に吸い込まれました。
またまた2年生が奮闘中のようでした。
九九マスターのカードを持ちながら練習していた子にきっと校長先生が声をかけたのでしょう。廊下を歩く間中、その子の苦手な「4×4=16」を言い続けさせて。
おかげで校長室に着く頃には、すっかり「ししじゅうろく」が板に?つきました。
校長室で「ばらばら九九〜4の段〜」の検定です。
最後の最後に出ました!
【校長先生】「しし?」
【2年男子】「じゅうろく!!!!!」
言い切ってにっこり。
最後は校長先生から合格証のシールを貼っていただき、カードを手渡ししてもらい、またまたにっこりいい笑顔。
一生懸命頑張る2年生を3月24日(修了式)まで、学校全体で後押ししていきます。